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ホーム > 対象メディアから選ぶ > 携帯電話 > データ消去(物理破壊)
携帯電話 ~データ消去(物理破壊)~
携帯電話のデータ消去に不安を感じているのは、あなただけではありません
携帯電話が、いわゆる「都市鉱山」としてお金になるということが一般に認識されるようになりました。
わが国内でも、国家機関が先頭にたって、携帯電話のリサイクルを呼びかけています
ところが、下の表のとおり、携帯電話の回収率は年々低下しています。
携帯電話の回収が伸び悩んでいる(つまり、リサイクル目的とは言え、古い携帯電話を提供しない人が多い)理由の1つが・・・
なのです。
携帯電話のデータ消去に不安を感じている多くの声
あるサイトで「携帯電話のリサイクルに協力したいか?」という議論がなされたのですが、そこでは90%弱の方々のご意見が「賛成」でした。
ところが注目すべきは、賛成意見の方々の中にも「リサイクル自体は賛成だが、セキュリティが心配。」という声が少なからずあった、ということです。
以下、賛成の方々のデータ消去を不安視する声をご紹介します。
一応賛成だが、セキュリティが心配。
メールやアドレス帳はすべて消去しているが、今の技術であれば復活できるはず。そうなれば個人情報が心配。
古い携帯がたまっているため、リサイクルできるのなら協力したい。
ただ、個人情報がどこまで守られるのか?本当にデータは完全消去できるのか?が不安。
携帯のリサイクルには賛成で参加したいと思うが、今まで使用していた形態はすべて手元にある。
データを消しても、そのまま回収に出すにはセキュリティが不安。セキュリティのための対策を業者の方でしっかり示して欲しい。
携帯電話から資源が回収できることを知らなかった。次に機種変更する際にはリサイクルしたいと思う。
今も手元に以前使用していた機種があるが、その理由はデータをしばらく手元に置いておきたかったのと、残ったメモリを悪用する人がいるという話を聞いたことがあって気味が悪かったから。
上記ように、携帯電話からの情報漏えいに不安を感じている人がたくさんおられるのです。
それでは、
いったいどのような方法なのでしょうか?
安全・確実な携帯電話のデータ消去方法とは
「携帯電話のデータ消去」と一口に言っても、実はそれは簡単なことではありません。
例えば、前述のとおり「メールやアドレス帳はすべて消去しているが、今の技術であれば復活できるはず。そうなれば個人情報が心配。」というご意見がよせられていました。
この心配は、残念ながら的中しています。
削除やフォーマットをしても、データは消去されません。
データの管理情報に「削除した」という情報を付加して、データを表面上見えないようにしただけです。
そのためデータの復元は簡単で、情報漏えいの可能性は非常に高いと言えます。
実際、2009年にある芸能人が合成麻薬を一緒に使用した女性が薬物中毒で死亡する、という事件が発生して世間を騒がせましたが、この時逮捕された芸能人から押収した携帯電話から事件に直接かかわる内容のメールが削除されていたそうですが、 警視庁捜査1課はコンピューターソフトにて消去されたすべてのデータを復元した、と報じられました。
このように、残念ながら「削除・フォーマット」はセキュリティ対策としてのデータ消去の方法にはなり得ません。
現在携帯ショップ窓口で携帯電話を回収する場合、セキュリティ対策として一般的に実施されているのは「携帯に穴を開ける」という方法ではないでしょうか。
この方法、本当にデータ消去方法として大丈夫なのでしょうか?
携帯電話内のデータは、「フラッシュメモリ」と呼ばれる半導体部品に保存されています。
よってデータ消去方法として「穴開け(物理破壊)」を選択する場合、この「フラッシュメモリ」に穴が開かなければ意味をなしません。
確かに携帯電話自体に穴が開くことで、起動することはできなくなるかもしれません。
ただそれは「携帯電話として使えなくしただけ」であり、データは生きているのです。
よって穴開けを行う場合、重要なのは「フラッシュメモリ」を的確に貫通できるか、ということです。
ところで、携帯電話の中のどこにフラッシュメモリがあるのでしょうか?
前述の携帯電話のリサイクルに関する議論に寄せられた中で、このような声がありました。
そもそも携帯電話の内部構造は公表されておらず、どこに何が記憶されているのかまったく分からない。
PCのハードディスクでさえ、通常のフォーマットでは完全にデータを消去できないと言われているくらいなので、ましてや携帯電話については不安を感じる。
目の前で溶かしてくれるなど納得のいくデータ消去の保証がないと、リサイクルには協力できない。
このような疑問に対して、ある携帯電話キャリアの会社はホームページで穴開け処理について、以下のように説明しています。
携帯電話機の操作ボタン(電源ボタン・実行ボタン・5番ボタン)を押し潰し、穴をあける事で、破壊する工具です。
この記述を見る限り、携帯電話穴開け処理のカギは「電源ボタン・実行ボタン・5番ボタンを破壊すること」のようです。
しかし、当然ながら携帯電話のボタンの配列は統一されていても、大きさや位置は違います。
ましてや、これから主流になっていくであろうスマートフォンについては、そもそもボタンがありません。
このように、穴開け処理によるデータ消去の確実性は、実は担当する作業員(携帯電話ショップの窓口対応店員)の熟練度にかかっていると言っても過言ではない状況なのです。
つまり、穴開け処理は「データ消去方法として不完全である可能性が高い」ということです。
本当に安全・確実に携帯電話のデータ消去をするなら、分解してフラッシュメモリを目視確認して確実にそこに穴を開ける必要があります。
ただしこの方法も、「携帯電話を分解できる技術が必要」だったり「どれがフラッシュメモリか把握しておく必要がある」など、やはり担当する作業員の熟練度に頼らざるを得ません。
前述のご意見のように、「目の前で溶かす」ことができれば良いのでしょうが、現実的には困難です。
唯一可能性があるとしたら、シュレッダーのような機械で携帯電話を丸ごと粉々に物理破壊してしまうことです。
そうすることでフラッシュメモリも粉々に破壊してしまうのです。
マイティセキュリティなら、携帯電話も丸ごと確実に物理破壊
これまでは、携帯電話を携帯電話ショップ店頭で確実に物理破壊できるシュレッダーのような小型機械がなかったため、穴開け処理されているところがほとんどでした。ところが前述のとおり穴開け処理はデータ消去方法として不確実な可能性が高いのです。
そこで選んでいただいているのが、マルチメディアクラッシャー・マイティセキュリティシリーズです。
※映像は、最もコンパクトな機種「MS-Z5」による携帯電話の物理破壊の様子です。
マルチメディアクラッシャー・マイティセキュリティシリーズは、これまでのメディアシュレッダーの構造を根本から覆した全く新しいタイプのメディアシュレッダーです。
高速回転するハンマーの打撃衝撃によって、携帯電話を一瞬で粉々に物理破壊する「衝撃式粉砕方式:クラッシュカット」を採用しました。これにより、携帯電話を丸ごと処理することを可能にしました。
また粉砕サイズを調整できる機能があるため、セキュリティレベルに応じて、より細かく粉砕することも可能です。例えば小さなICチップやロム単体でも原形のまますり抜けるということなく、原形が判別できない状態に物理破壊することができます。
適合機種
マイティセキュリティの使用環境、粉砕サイズのご要望などにより、最適機種をご提案します。
集塵機一体型のオールインワンタイプ。
3相200V電源仕様でMS-Z5と比べてパワーがあるため、短時間での大量処理や長時間の連続稼動が可能です。また集塵機一体型なので、作業中の粉塵飛散防止にも配慮しています。