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MS-Z5(家庭用電源仕様コンパクトタイプ)
史上初!ハードディスクを丸ごと粉々にできるメディアシュレッダー誕生
MS-Z5は、史上初めてハードディスクにも対応(※)したメディアシュレッダーの革命児です。
メディアシュレッダーの概念を根本から覆す構造で、ハードディスクのほか、USBメモリなどのフラッシュメモリ類や携帯電話にまで対応します。
またCDやDVDなどを短時間で大量に処理したい場合や、キャッシュカードなどカード類を細かく処理したい場合に、これまでのメディアシュレッダーでご満足されていないのであれば、飛躍的な改善が見込めます。
↑MS-Z5で2.5inHDDを処理している映像です。
※日本国内家庭用電源(単相100V電源)仕様のメディアシュレッダーの類として。
特徴
1.シュレッダーではなくクラッシャー
マルチメディアクラッシャー・マイティセキュリティシリーズの構造は、一般的なメディアシュレッダーと全く異なります。
一般的なメディアシュレッダーは、紙を処理するシュレッダーのように「二つの刃の間にメディアを噛みこんで細断」しますが、
マイティセキュリティシリーズは、高速回転するハンマーの打撃衝撃によってメディアを粉々に物理破壊する「衝撃式粉砕機方式:クラッシュカット」を採用しました。
つまり、一般的なメディアシュレッダーが「ハサミで切る」のに対し、マイティセキュリティシリーズは「トンカチで叩く」という訳です。
これまでのメディアシュレッダーは、CD、FD、キャッシュカード、MOくらいまでしか対応しておらず、肝心の現在主流のメディア(ハードディスクやUSBメモリなど)に対応できていません。これは「ハサミで切る」構造なので、金属片や硬いプラスチックを切ろうとすると刃こぼれ(故障)してしまうからです。
マイティセキュリティシリーズは「トンカチで叩く」構造なので、金属片や硬いプラスチックに強く、むしろ叩くと壊れるような硬い材質のメディアにこそ真価を発揮します。USBメモリはもちろん、ハードディスクも瞬時に粉々に物理破壊することができるのです。
「ハサミで切る」構造のこれまでのメディアシュレッダーは、メディアを処理している間、一定の負荷がモーターにかかり続けます。そのため数分間続けて使用すると、モーターが過熱しオーバーヒートで停止してしまいます(保護装置により、数十分間は動作できなくなります)。よって大量処理には向いていません。
マイティセキュリティシリーズは「トンカチで叩く」構造なので、負荷がかかるのはメディアにハンマーが当たる一瞬だけ。そのためモーターが過熱しにくく、長時間の連続稼動が可能で大量処理に対応しています。
CDなど負荷が軽いメディアなら1度に10枚程度投入することも可能で、大量のメディアを短時間で処理することが可能です。
↑MS-Z5で大量のCDを処理している映像です。
2.セキュリティレベルに応じて粉砕サイズが調整可能
セキュリティレベルは、企業や人それぞれの考え方によって異なります。メディアの物理破壊サイズも同様です。
一般的なメディアシュレッダーでの細断サイズは、刃のピッチ(間隔)によって決まります。よって例えば細断サイズを変更したければ、刃自体を変更するしかありません。しかしながら刃を変更することは基本的には困難です。 つまり一般的なメディアシュレッダーでは、異なるセキュリティレベルに1台で対応することはできません。
これに対してマイティセキュリティシリーズは、粉砕室の粉砕くず排出部にロストル(スクリーン)を設置することで、粉砕サイズを簡単に調整できるようにしました。
ロストル穴径を通過できるサイズになるまでメディアが粉砕室内で粉砕し続けられる構造で、異なる穴径のロストルに付け替えるだけで粉砕サイズが変えられるという訳です。これにより、例えば1cm角程度の小さな半導体でも確実に粉砕が可能です。
ロストルは簡単に着脱可能です。
3.コンパクトで設置場所を選ばない家庭用電源(単相100V)仕様
コンパクトでオフィスに設置しても威圧感がなく、キャスター付きで移動も楽々。
家庭用電源(単相100V)で使えるので、設置場所を選びません。
4.充実の安全機能
- 施錠式ダストボックス扉
ダストボックス扉は施錠可能で、不用意な粉砕くずの持ち出しを防止します。またダストボックス扉内に主電源スイッチを設置することで、鍵を持った管理権限者以外が使用することを未然に防止します。 - ブレーカー
電気回路やモーターに過電流が一定時間以上流れると自動的に電源が切れます。 - サーマルリレー
モーター過熱を検知すると、自動的に停止します。 - とびらセンサ
機械運転中にダストボックス扉を開放すると、自動的に停止します。なお扉は前述のとおり施錠式で、不用意な開放を防止します。 - 転倒防止アジャスター
万一の地震などにおける機械の転倒を防止し、機械損傷や人の事故を未然に防止します。 - 飛散防止用安全カバー
投入口内に2枚のカバー(投入口カバーを合わせると合計3枚のカバー)を設け、粉砕片の飛散を防止します。 - ダストボックス満杯検知
ダストボックスが満杯になると、自動的に運転を停止します。
5.かんたん操作
使い方はスイッチを入れて投入口からメディアを投入するだけ。
また電流値を自動的に検知し、投入間隔をランプの点灯でお知らせします。
6.確実に処理されたことの「見える化」を実現
ダストボックスを透明にしダストボックス扉に窓をつけたことで、投入したメディアが確実に処理されたことをその場で目視確認することができます。
ダストボックスの素材には、戦闘機のコックピットにも使われているポリカーボネートを使用しており、「見える化」の実現とともにダストボックス自体の耐久性も確保しています。
7.防音対策
無負荷時の騒音値は、直近で約64dB。この数値は通常の会話の騒音値と同レベルです。
※吸音材や防音材などを外装カバーの内側に貼付し、防音対策を施しています。
8.集塵機(オプション)のダクトホース接続口を標準装備
集塵機(オプション)のダクトホース接続口を標準装備しているため、特別な加工をすることなく集塵機を追加接続することができます。
細かい粉砕をご希望の場合の粉塵対策も万全です。
仕様
電源 | AC100V |
定格消費電力 | 約0.55kw |
処理能力例 | 携帯電話1個あたり約5秒 ※媒体およびロストル穴径によって異なります。 |
投入口寸法(mm) | W180×D30 |
ダストボックス収容能力 | 約17リットル |
質量 | 約150kg |
外形寸法(mm) | W506×D705×H950 |
※仕様は予告なく、変更する場合があります。
用途例
- 機密情報媒体(記録メディア)の情報抹消処理(データ消去としての物理破壊)
CD/DVD、MO、FD、フラッシュメモリ(USBメモリ・メモリーカードなど)、2,5inHDD、キャッシュカード、携帯電話など。 - 企業機密製品の廃棄前処理(物理破壊による機密抹消)
開発途上品、試作品、モックアップ、型枠、光造形モデルなど。 - 非鉄金属リサイクル用粉砕
小型基板(硬質基板)、小型電子部品、半導体など。
粉砕例
1.フラッシュメモリ(メモリーカード)
USBメモリ (詳細はこちら)
コンパクトフラッシュ (詳細はこちら)
SDカード (詳細はこちら)
マイクロSDカード (詳細はこちら)
2.光学式記録媒体
CD/DVD/ブルーレイディスク (詳細はこちら)
MO (詳細はこちら)
3.磁気式記録媒体
FD(フロッピーディスク) (詳細はこちら)
HDD(ハードディスク) (詳細はこちら)
厚み9.5mmの一般的なノートPC用2.5inHDDであれば筐体ごと処理可能です。
※3.5inHDDを筐体のまま粉砕ご希望の場合は、上記機種をご利用ください。
4.電化製品
携帯電話 (詳細はこちら)
5.電子部品(半導体)
集積回路/ロム/ICチップ (詳細はこちら)
6.フィルム
ネガフィルム(シート状) (詳細はこちら)
7.カード類
キャッシュカード (詳細はこちら)
8.その他
これまでの実績の中から、ほんの一部をご紹介いたします。
リボンカートリッジ
粉砕室内で攪拌されることによる「摩砕」効果でインクが剥離する傾向があり、より機密性の高い処理が可能です。プラスチックケースごと処理可能です。
景品カード(パチンコ・パチスロ特殊景品)
金属片が含まれる硬質のカードも一瞬で粉々に粉砕します。
お探しのメディアが見つからない場合は、お気軽にお問い合わせください。
その他の機種
対象物、マイティセキュリティの使用環境、粉砕サイズのご要望などにより、最適機種をご提案します。